京阪本線「橋本駅」は、京都府八幡市橋本中ノ町にある小さな駅。
普段は人影もまばらで閑静なこの町はその昔、遊郭街として非常に栄えていていました。
現座、この町の一角(大谷川沿い)は遊郭好きには琴線に触れる妓楼が今もなお立ち並んでいるということで、散策してみました。(2015年8月)
橋本駅前。人影も少なく、聞こえるのは蝉の声だけ。(地図①)
駅から歩いて1分も経たないうちに、このような素晴らしい妓楼物件が目に入る。現在も人が住んでいるようで、保存状態は良好です。(地図②)
同物件を別角度から。奥に駅前の踏切が見えますね。(地図②)
地元で愛されている銭湯「橋本湯」。遊郭には銭湯が定番ですね。ですがこの橋本湯、この写真を撮影した1ヶ月後に閉館してしまったようです。(地図③)
入り口付近は今風に改装されていますが、奥に見える窓枠の装飾が妓楼のそれを物語っています。(地図④)
同建物。玄関下のタイルの装飾が良い感じ。
立派な建物が続きます。(地図⑤)
こちらも保存状態が良いですね!現在も民家となっていて使われているようです。(地図⑥)
和洋折衷な建物。隣の喫茶スナック「ダイトク」はまだやっているんでしょうか?(地図⑦)
こちらも見事な装飾…(地図⑧)
左右に妓楼が並ぶ。(地図⑨)
良く見ると、こんなお洒落な飾り窓が。(地図⑩)
妓楼からの転業旅館であり、現役の「多津美旅館」。(地図11)
商談に利用することなんてあるのだろうか…という気もするけど。(笑)この旅館、一度泊まりたいんだよな。(地図11)
多津美旅館入り口脇にある見事なステンドグラス。(地図11)
この建物も手入れがちゃんとされていますね。(地図12)
取り壊されて更地になっている箇所もちらほら。いつまでもこれらの建物があり続けてほしいです。(地図13)
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