JR岐阜駅から徒歩3分にある金津園を散策してきました。
金津園は東京の吉原、滋賀の雄琴に並ぶ、日本三大ソープ街の一つです。
明治21年、厚見郡上加納村字金津に開かれたのが金津遊郭の始まり。
その後、移転を繰り返しながら昭和25年、当時の国鉄岐阜駅南口の工場跡地に落ち着き、赤線を経て現在のソープ街になりました。
ほとんどの建物はソープですが、その周辺には終戦から売防法施行までの間に建てられたと思われるカフェ−建築も残っていたりします。
風俗レポートではないので、散策する時間には気をつけました。
ソープのお兄さんや顔に傷のありそうな怖い人達のいない時間・・・早朝6〜7時に周っています(笑)
先にソープの建物の写真を載せましょうかね。
下はJR岐阜駅から徒歩3分の「駅前風俗」がよく分かる1枚。
吉原規模の風俗店が並んでいます。
作りは和な感じだけど、店名は洋な店。フォントがたまらんw
「青いりんご」。
「気まぐれ天使」。店名と外観のミスマッチ感がハンパないw
「時計台」。メンズリゾートだそうです。
「花手毬」。プレジデントオフィスだってw
店名読めますかね?「ムーンライト」です。
ソープの建物はこれくらいにして、次は戦後間もない頃に建てられたと思われるオツな建物を。
こっちがメインです。(撮影日:2016年8月)
2階の窓と窓の間を仕切るデザインが素晴らしいですね。(地図①)
これはカフェー建築というわけではないけど、戦後のバラックを想像させる建物。「でんわ でんぽう」の看板なんてだいぶ見たこと無いよ。(地図②
旅館「想い出」。売防法以降の転業旅館かな?と思いきや、その隣は同名のソープなので、なんでしょうね。まだ連れ込み宿として使われているのかな?丸い柱とタイルがカフェーっぽい。(地図③)
「喫茶むらやま」。現役の喫茶店です。開いていたら入りたかったけど、早朝だったので無理でした。ピンクと市松模様の豆タイルと円柱がいかにもです(地図④)
金津園のカフェー建築で一番有名な建物。このモザイクタイルの凝りようはすごい。(地図⑤)
2階の手摺も富士山の装飾。こだわりがすごい。
屋号は「ふ志゛もと」だそうです。
ソープの前身、トルコの名前が書かれているくず入れ。生唼(いけずき)とは源頼朝所有の名馬、だそうです。(地図⑥)
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