旧熱海糸川赤線 -静岡-

都心からも近く、昔から東京の奥座敷と呼ばれた「熱海」。日本有数の温泉街であり、芸者街として栄えたこの街にも裏の顔がありました。それは熱海駅から少し南に下り、熱海銀座を抜け、さらに糸川を超えた先にある中央町(旧糸川町)一帯にある旧糸川赤線です。

都内からすぐに行けるカフェー建築は東京の吉原や鳩の町ですが、それ以外だと熱海が一番近いんじゃないかな。

それでは2014年の様子を見てみます。

熱海銀座の入り口にある遊郭建築らしい「ときわぎ」。現在は和菓子屋です。(地図①)

熱海銀座を抜け、国道135号線沿いにあるファミリーマート。2階の窓が独特ですね。このような建物が熱海にはまだ沢山あります。(地図②)

熱海銀座の先、糸川を渡ると現れるのが中央町(旧糸川町)。下の地図は昭和33年の売防法施行前の糸川赤線一帯です。この地図に記載されている屋号の建物がまだ残っていますので、それを見ていきます。

 

屋号「千笑」。この屋号の存在感はすごいですね。排水のパイプがこの屋号に当たらないように曲がっているのもポイントです。(地図③)
※この「千笑」、2015年の夏に取り壊されたようです。残念。。

「スナック亜」。上部を見ると僅かですが当時の屋号「つたや」が読み取れます。そういえば、蔦の意匠もありますね。(地図④)

「スナック亜」の隣もカフェー建築が並びます。屋号は左から「いづみ」と「しづか」。(地図⑤)

「スナック亜」の向かいにある建物。3階の鷹の意匠が美しいですね。こちらの当時の屋号は「みどり」。(地図⑥)

2階の丸窓が当時の色街の記憶を留めています。(地図⑦)

赤線あるところソープあり。ということで熱海にもまだあります現役ソープ。「鎌倉御殿」という名だそうで。(地図⑧)

こちらは赤線と関係ないですがお見せしたい一枚。居酒屋を取り囲むようにピンサロと風俗案内所が同居しています。なかなかカオスな街ですね、熱海はw(地図⑨)

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