丹波篠山「京口新地」で阿部定の足跡を追った私が次に向かったのが、徳島県。三ノ宮から高速バスに乗り、淡路島を横断して16時半頃に到着しました。
本日の宿は徳島ではなく高松。であれば直接高松に向かえばよかったのですが、徳島には1箇所、どうしても寄りたい場所があったのです。
それは徳島駅前から車で10分ぐらいの「秋田町」なるところにある通称・パンパン通り。名前からもわかるように、なんと現在も「現役」の女性たちがいる場所で、他には無い緊張感というか視線を感じる場所でした。
16時半という時間も微妙で、営業が本格的になる直前。こっそりカメラで撮影をしたのですが、現役の人たちにバレてしまって罵声を浴びせられてしまい(汗)、これ以上いると怖いお兄さんとかも出てきそうな雰囲気でしたので、早々に退散しました。
まだ国内にこんな場所あったんですね。この空気感は愛知の有楽町でも多少感じましたが、今回の場所のほうがガチですね。
現役の女性たちはそれなりに高齢で、なんというか魔の巣窟みたいな印象でした。
現役の人たちが働く怪しい通りの入り口にある「ヤラカスシティホール」。ヤラカスってのがナイスネーミングw(地図①)
怪しい通り全景。左右に遺構らしきものも散在するのですが、自分がチキン野郎なので写真に収められないものも。。。(地図②)
これは遺構らしいですね(地図③)
これも。ちょっとブレブレですみません。焦って写真撮ってたのでw(写真④)
現役の方たちが働く長屋を遠目から。玄関が1つ空いていて、よく見ると女性が座っています。足元にはベニヤ板をたてて、冷気が入らないようにしているみたいです。(地図⑤)
徳島の滞在時間は1時間くらいでしたが、今回の取材で一番印象に残る場所でした。まだこんな魔窟のような場所が残っているとは。。