2015年3月14日の北陸新幹線の開通以降、注目を集めている石川県金沢市。この街の観光スポットとして必ず名前が挙がるのが「兼六園」と「ひがし茶屋街」。今回はその「ひがし茶屋街」を歩きました。
この茶屋街は観光地として景観はそのままに非常に良く整備されていて、ほとんどの建物がお土産屋やレストランになっています。また金箔でも有名な街なので箔一の金箔ソフトクリームが食べられ、ちょっとリッチな気分に浸れます(笑)
ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたものです。この町並みは藩政時代の面影を今も残しており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定もされています。
芸妓が多かったと言われるひがし茶屋ですが、その後、ほとんど同じ場所にできた愛宕は遊郭の色合いが濃くなり、娼妓が多かったと言われています。
ひがし茶屋街のメインストリート。最も有名なアングル。(地図①)
当時の雰囲気を留めています。(地図②)
屋号「志摩」。文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物が当時のまま残っていて、重要文化財に指定されています。(地図③)
当時の絵図も飾られています。
観光名所としても非常に素晴らしい「ひがし茶屋街」。いつまでもこのままの姿で保存していきたいですね。